こんにちは。くまのりです。
二重母音11種類をどうやって覚えるかシリーズも最終段階です。
前々回の記事までで9種類の二重母音を見てきたことになります。
애 얘 에 예 와 왜 외 워 웨 위 의
とくに前回の記事では와と워の組み合わせはあっても、”ᅷ”や、”ᅿ”という組み合わせはないという話をしました。
なぜかというと、陰の音と陽の音は性質が違うので、一緒に組み合わせることができないためです。
아は日の出、朝、東を表すので「陽」、오は光、昼を表すので「陽」
어は日没、夕方、西を表すので「陰」、우は闇、夜を表すので「陰」
という記号上の象徴があるので、日の出、朝と闇、夜を同時に発音することなどはできないし、光、昼と日没、夕方を同時に発音することはできないのです。
ということで、残りの2つの二重母音もこの流れで考えてみてください。
残りの二つ音は「왜」と「웨」です。
오+아+이 → 왜 :「オ」と「エ」を同時に発音して「オェ」
우+어+이 → 웨 :「ウ」と「エ」を同時に発音して「ウェ」
「オェ」も「ウェ」も実際に声を出していただけるとわかると思いますが、애と에が同じ「エ」になってしまっているように、実際問題”全く同じ音”になってしまっています。
これは韓国の研究機関も認めているようです。
なので、日本人である以上、왜と웨の細かい違いをツッコム意味は全くないのですが、
ただし、韓国語初心者が、発音的には区別できないのであれば、文字を覚える際には、오と組み合わせる文字が애だったか、에だったのか、また우とどっちの「エ」を組み合わせるのが正しいか、最初のうちは迷ってしまうというところがやっかいになります。
しかし、覚え方としては「陽の音」と「陰の音」は絶対に組み合わさらないという原則を思いだしてもらえれば、簡単なことです。
오と組み合わせるのは、同じ陽の音・아が含まれている애。だから왜
우と組み合わせるのは、同じ陰の音・어が含まれている에。だから웨
このように覚えておけば、迷うことはないですよね。
ちなみに왜は、これ一文字で「なぜ」という意味の疑問詞になので、韓国の街角に行けば、そこら中で聞くことができます。
理屈っぽい韓国人ですので、そこら中で「なんで?」と言っているわけです。
また、日本人に対する侮蔑語「ウェノム」のウェがこの왜だったりもします。
漢字の「倭」の韓国語読みが「왜」だからです。「ノム」は固有語で「奴」という意味です。
なお、和食や和装、和式など日本式を表す漢字「和」は、韓国語では「화(ファ)」と読みますが、韓国ではこの「和」という文字に日本式という意味はありません。
また、웨については、これ一文字で意味はなく、しかもあんまりお目にかかる機会もありません。私、個人的にはウェディングとかwellとか外来語をハングル表記にするとき使う文字というようなイメージがありますので、とりあえずひとつだけ覚えておくというなら「왜」が重要ですね。
と、いうことで、今回でハングル二重母音記号の覚え方シリーズは以上で、終わりです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
あと、今後、ハングル文字をマスターするには、「基本子音記号」14種類、そして二重母音と似た「二重子音記号」5種類、そして初心者が最初にぶつかる難関「パッチム」を勉強していくことになります。
アンニョンハセヨ?とかカムサハムニダ!というセリフから覚え始めると、すぐ上達している気分を味わえますのでいいのですが、
もし韓国語を話したい!韓国映画やドラマのセリフを字幕なしで聞き取りたい!という本気で韓国語をマスターしようという目標を持たれている人は、必ずしっかりハングル文字をマスターしてから、表現を勉強し始めることをオススメします。
なぜなら、ハングル文字をマスターしないと正確な発音で話すことができないからです。
それどころか、ハングル文字がわかっていないと、聞き取りもうまくできるようにはなりませんので、字幕なしで映画やドラマを見るということは絶対ムリな話です。
ですので、急がば回れで、ぜひハングル文字をマスターすることから始めてみてくださいね。
ハングル文字をマスターし、本気で韓国語をマスターしたい!と思っているあなた。
これからどのように勉強すればいいのか?についての
つづきはこちらから。
ぜひ参考にしてください。
二重母音11種類をどうやって覚えるかシリーズも最終段階です。
前々回の記事までで9種類の二重母音を見てきたことになります。
애 얘 에 예 와 왜 외 워 웨 위 의
とくに前回の記事では와と워の組み合わせはあっても、”ᅷ”や、”ᅿ”という組み合わせはないという話をしました。
なぜかというと、陰の音と陽の音は性質が違うので、一緒に組み合わせることができないためです。
아は日の出、朝、東を表すので「陽」、오は光、昼を表すので「陽」
어は日没、夕方、西を表すので「陰」、우は闇、夜を表すので「陰」
という記号上の象徴があるので、日の出、朝と闇、夜を同時に発音することなどはできないし、光、昼と日没、夕方を同時に発音することはできないのです。
ということで、残りの2つの二重母音もこの流れで考えてみてください。
残りの二つ音は「왜」と「웨」です。
오+아+이 → 왜 :「オ」と「エ」を同時に発音して「オェ」
우+어+이 → 웨 :「ウ」と「エ」を同時に発音して「ウェ」
「オェ」も「ウェ」も実際に声を出していただけるとわかると思いますが、애と에が同じ「エ」になってしまっているように、実際問題”全く同じ音”になってしまっています。
これは韓国の研究機関も認めているようです。
なので、日本人である以上、왜と웨の細かい違いをツッコム意味は全くないのですが、
ただし、韓国語初心者が、発音的には区別できないのであれば、文字を覚える際には、오と組み合わせる文字が애だったか、에だったのか、また우とどっちの「エ」を組み合わせるのが正しいか、最初のうちは迷ってしまうというところがやっかいになります。
しかし、覚え方としては「陽の音」と「陰の音」は絶対に組み合わさらないという原則を思いだしてもらえれば、簡単なことです。
오と組み合わせるのは、同じ陽の音・아が含まれている애。だから왜
우と組み合わせるのは、同じ陰の音・어が含まれている에。だから웨
このように覚えておけば、迷うことはないですよね。
ちなみに왜は、これ一文字で「なぜ」という意味の疑問詞になので、韓国の街角に行けば、そこら中で聞くことができます。
理屈っぽい韓国人ですので、そこら中で「なんで?」と言っているわけです。
また、日本人に対する侮蔑語「ウェノム」のウェがこの왜だったりもします。
漢字の「倭」の韓国語読みが「왜」だからです。「ノム」は固有語で「奴」という意味です。
なお、和食や和装、和式など日本式を表す漢字「和」は、韓国語では「화(ファ)」と読みますが、韓国ではこの「和」という文字に日本式という意味はありません。
また、웨については、これ一文字で意味はなく、しかもあんまりお目にかかる機会もありません。私、個人的にはウェディングとかwellとか外来語をハングル表記にするとき使う文字というようなイメージがありますので、とりあえずひとつだけ覚えておくというなら「왜」が重要ですね。
と、いうことで、今回でハングル二重母音記号の覚え方シリーズは以上で、終わりです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
あと、今後、ハングル文字をマスターするには、「基本子音記号」14種類、そして二重母音と似た「二重子音記号」5種類、そして初心者が最初にぶつかる難関「パッチム」を勉強していくことになります。
アンニョンハセヨ?とかカムサハムニダ!というセリフから覚え始めると、すぐ上達している気分を味わえますのでいいのですが、
もし韓国語を話したい!韓国映画やドラマのセリフを字幕なしで聞き取りたい!という本気で韓国語をマスターしようという目標を持たれている人は、必ずしっかりハングル文字をマスターしてから、表現を勉強し始めることをオススメします。
なぜなら、ハングル文字をマスターしないと正確な発音で話すことができないからです。
それどころか、ハングル文字がわかっていないと、聞き取りもうまくできるようにはなりませんので、字幕なしで映画やドラマを見るということは絶対ムリな話です。
ですので、急がば回れで、ぜひハングル文字をマスターすることから始めてみてくださいね。
ハングル文字をマスターし、本気で韓国語をマスターしたい!と思っているあなた。
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つづきはこちらから。
ぜひ参考にしてください。
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