韓国語でも日本語と同じように
外来語がよく使われます。


代表的なのは、テレビとかラジオとかから始まって
割り勘をダッチペイ 더치페이とか言ったりするわけです。

そういった中で「おかわり」」のことを
韓国語では리필といいます。
語源は英語で「refill」です。

英語では詰め替え・補充という意味ので
韓国語では「おかわり」という意味使われています。

なぜ、おかわりを英語で言うかというと
どうやら韓国語で「おかわり」を表す適当な単語がないらしいのですが、
日本人としてツッコミたくなるのは refill(リフィール)なのに
리필(リピール)と発音されているところですよね。

「fi」という音のなのに「pi」となってしまっているんですね。

韓国語では「f」の発音が どうしても「p」と発音されてしまいます。

よく韓国人が叫ぶ 「ファイティング!」は
「파이팅!パイティン」ですし、
ゴルフは「골프 ゴルプ」、
ワッフルは「와플 ワプル」、
ファッションは「패션 ペション」で
サンフランシスコになると「샌프란시스코 センプランシスコ」、
インフォメーションは「인포메이션 インポメション」となり
極めつけはコーヒーを「커피 コピ」と発音するわけです。

しかし、そのくせ 日本人の英語の発音は「本当に下手だ!」なんて
臆面もなく言ってくるわけですから
日本人としては「どの口が言ってるんだ」と
虚脱感にみまわれます。

しかし、なぜ韓国人は「f」を「p」を発音してしまうのか。
ファイティングは「파이팅」ではなく「화이팅」にして
ファッションは「패션」ではなく「화션」とかにすればいいですので

これは、韓国人が「f」らしき音を発音できないからというわけではありません。

韓国政府が制定した「外来語表記法」という規定に
しっかりfはㅍ(p)と発音することと
決められているからだということなんですが、
fをㅍとした背景にはそれなりに理屈があるようです。

例えば、ゴルフ、つまり「골프」を「골흐」ししたらどうでしょうか?
そうすると韓国語の発音体系では「고르 ゴル」と発音されてしまいます。

ㅎの前にパッチムがあると、
パッチムの音とㅎが組み合わさって ㅎの音がほぼ消えてしまうからです。

サンフランシスコ「샌프란시스코」も同じく
「샌흐란시스코」にすると
「새느란시스코 セヌランシスコ」という発音になります。

「골프」と「골흐」、「샌프란시스코」と「샌흐란시스코」で
どっちが原音に近いのか?を考えた結果、
「f」の痕跡が分かるような形にしようということで
「ㅍ」が選択されたということらしいのです。

じゃ、仕方がないな・・
という気もしてきますね。


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